女性は●●派!購買決定時に女性が重要視すること

女性向けマーケティング


突然ですが質問です。

あなたは車を購入することになりました。
ですが、購入するために以下のうち一つの情報しか得ることができません。

 

あなたが車を購入する際、どの方法を重要視しますか?

1:車を外観&車内の様子を外側からしか見られず、見た目で判断。

2:車の外観を見ることはできず、実際に試乗し、乗り心地を体験し判断。

3:実際の車を見ることも試乗も不可、ただしカタログは閲覧可能、燃費やスペックを確認して判断。

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これは経営者向けの心理学セミナーを先日受講してきた整体師の友人が、
心理学に感銘を受け、「心理学の面白さを知ってほしい」と、私に質問したものです。

 

あなたはどの方法を選択しましたか?

上記の情報だと女性は1か2を選択する方が多く

それに対し、男性は真逆で、3を選択する方が多いのだとか!

 

私は迷わず3を選びました。
まさに過去、車を購入する際カタログだけで決めました。
男性寄りの考え方なのでしょうか…

 

1を選んだ方はビジュアル重視タイプ

1を選択した方はビジュアル重視タイプ。

「車も見た目で判断!自分が好きなビジュアルの車が良い!」という考え。

インスタは女性ユーザーの利用が目立ちます。

カフェなどで展開される見た目重視のカラフルなスイーツも女性受けが高く、
行列に並んでいるのも女性ばかり。

女性がビジュアル重視で購買を決定する傾向は、近年強く見受けられますね。

 

2を選んだ方は体感重視タイプ

2を選択した方は体感重視タイプ。

「運転してみなければわからない!実際に体験して決めたい」という考え。

見た目やスペックも大事だけれど、運転しにくければ意味がないといったところでしょうか。

現実的な考え方をする女性は、この体験型が多そうです。

 

3を選んだ方はスペック重視タイプ

3を選んだ方は男性に多い、スペック重視タイプ。

1、2を選ぶ女性が「主観的事実」を重視したのに対し、
男性は、「客観的な事実」をもとに判断する傾向があるよう。

車のスペック情報はまさに「客観的な事実」そのもの。

燃費、エンジン機能など、メーカーが発表した信用性のある情報を信頼する考え方。
男性的思考を持つ方に多いようです。

 

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上記の例で、女性は購買決定時に「見た目や体感」を重視するということがわかりました。

この傾向を利用し、webサイトの展開に応用することができます。

 

1. ビジュアル重視ユーザーへ、webで訴求する方法

webサイトに掲載する写真を拘りましょう!

 

女性はかわいくおしゃれな写真が大好物!

高品質な写真は女性の心をつかむポイントになります。

 

若い女性はスマホで写真や動画を見ている方が多く、
若年層になればなるほど、その傾向が強いと感じています。

 

ということは、逆に考えると文字を重要視しない傾向が強いということでもあります。
webサイトでだらだらと長い文章を掲載してしまうと
女性に読み飛ばされてしまう可能性が高いです。

 

ただし、女性の購買決定は画像やデザインのみで判断するわけではありません。

人の心を動かすためには、文章の力がまだまだ重要だと考えています。

 

女性ターゲット商品のwebサイトでは、女性に文章を読んでもらえるよう
文言・デザインを工夫していく必要があります。

 

 

2の体感タイプについては別記事で案内いたします。

 

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余談ですが、この質問をした整体師の友人は男女の傾向を受けて、お客さんへの対応方法に活用しているそう。

例えば、女性思考的なお客さんへは、治療前後のビフォーアフター例の写真を見せ、ビジュアルでの営業を強化。

また、美容商品ではサンプルを渡して、実際に体験していただくようにしたそう。

 

男女の思考の違いを理解するとあらゆる場面でも応用できますね。
勉強になりました。