ネットで購買決定するまでに、事前に情報収集をする人は8割。
その際に口コミの影響を受ける人は8割、
そして購入の最終の判断材料にする女性は約5割と言われています。
マーケティングの消費行動モデルの中に電通が開発した「AISAS」というものがあります。
Attention(注意)
↓
Interest(興味)
↓
Search(検索)
↓
Action(行動)
↓
Share(共有)
このShare(共有)がまさに口コミ行動。
リアルな女性同士の会話ではもちろん、
SNSや口コミメディアで商品体験を「共有」するまでが
予想される消費者の行動パターンとして認知されています。
いまや女性の購買決定に欠かせない、口コミ。
良質な口コミの獲得は、売上を大きく左右すること間違いありません。
口コミは最高の宣伝ツールなのです。
良い口コミを獲得する方法
人がクチコミをしたくなる時。それは商品体験が予想を大きく上回った時。
「こんなに良いとは予想外!みんなに伝えたい!」
という予想以上の感動がおきたとき。
特に女性は見返りがなくとも、良いものだからみんなに知ってほしいという傾向が高いです。
とある有名なマーケターさんが歯科治療をした際、
大変な治療で心配だったのか、翌日、歯科医自ら電話があり「大丈夫?」と体調確認の連絡をしたそう。
体調は全く問題なかったようですが、
そのマーケターさんは歯科医から直接連絡をいただいたこと、
そしてその日が休日だったことに大変感動し、
周囲に「あそこの歯医者は素晴らしい!」といろんな人に噂をし回ったそうです。
歯科医から電話がかかってくるなど、大半の人が経験のないこと、
なので自ら電話をいただき、心配してくれたことが予想以上の出来事に感動したそう。
この件を例にすると、頼まずにでもお客さんに良い口コミをしていただくには、
「顧客の予想を上回る体験を提供すること」ということがわかります。
顧客の予想を上回る体験を与えるには
「顧客の予想を上回る体験」ぜひ提供してくださいね!と言われても、では自分の業種ならどうすべきかわからない方が大半ですよね。
そんな方は、ご自身が顧客の立場になった際、体験した感動したご経験はしっかりと覚えていくようにしてみてください。
例えば、アパレル店で「接客してくれた方が後日手書きのハガキを送ってくれた」とか。
毎日通うコーヒー店で「カップにいつもお疲れさまです♪と書いてくれた」とかほんの小さなことでも良いです。
上記のような嬉しい体験をご自身の事業にも活用できないか?
自分の業種には関係ない、と早々に諦めず考えてみてください。