フリーランスになり間もない頃、
とあるエステサロンさんのホームページを作成させていただきました。
新規顧客をホームページ経由で獲得できているサロン
某高級住宅地にある個人サロンで、合計10ページほど。もう4年ほど前に作ったきり、ほとんど更新していないのにも関わらず、
今でもその地域の検索結果の1ページ目に表示されています。
ホームページ経由のご予約も、毎月コンスタントに発生しているとか。
常に予約でいっぱいのようです。
作成したホームページがお役に立てているようで何よりです^^
新規顧客をホームページ経由で獲得できていないサロン
反対に、最近ご相談を受けた別のエステサロンさんは繁華街にあり、
ホームページを他社に依頼、高額な費用を投じ作ったものの、
全く反応がなく、サロンを立ち上げてからはご紹介でしか新規顧客がこないようです。
ご紹介だけで継続的できているのは素晴らしいことですが、
流入経路が紹介だけだと、今後の事業継続に少々不安がありますね。
うまくいく・いかないを決める違い
この2つのエステサロンの例で、店舗がうまくいく・いかないを決める決定的な違いがあります。それは…
立地です。
1つめのサロンは某高級住宅地、
2つめのサロンは繁華街に出店しています。
1つめのサロンは高級住宅地なため、
お客様は時間とお金に余裕のある主婦が近隣に多く、
その層はエステサロンにピッタリのターゲット。
そして、繁華街ではないため、大手エステサロンの存在がないのです。
2つめのサロンは繁華街のため、大小関わらずエステサロンが沢山!
このエリアで検索しても自然検索で上位に来るのは大手サロン、もしくは●ットペッパーばかり…
このエリアで新規顧客を獲得するのは難易度が高いでしょう。
集客するにはホームページを作るだけではなく、
メディアサイト出稿、リスティング広告など、
お金を投じ流入経路を増やしていく必要があります。
そして新規顧客を獲得できても、
ライバルが多いため、他社としっかり差別化ができていなければ価格競争に巻き込まれてしまいます。
戦わないメリット
繁華街に出店すると、交通の便がよく、多くのお客様が来てくれそうな気がしますが、
同じことを考えるライバルも沢山。
1つめのサロンはライバルが少ないため、
広告に使う金額は抑えられ、その上価格競争に巻き込まれることもありません。
ライバルが少ないことはかなりのメリットがあるものです。
ただし、ライバルが少ないのと同時に需要もある程度見込める必要があります。
★これは余談ですが…
先日、1つめのサロンと同じ地域に
法人向けサービスを始めた方と知り合いましたが、
こちらは集客に少々苦戦している様子。
住宅地のため、ターゲットである企業が極端に少ないのだとか。
1のエステサロンと同様に、
この地域ではライバルが少ないことに変わりはありませんが、
そもそもの需要がないと集客がうまくいきませんね。
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なにかサービスを始められる場合は、
・ライバルが多いかどうか?
・需要はあるかどうか?
について意識してみてください。
きっと集客のためのポイントになるでしょう。